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看護学校・就職・再就職・復職までが分かる 〜

先輩看護師の声
〜介護施設で働く魅力〜

先輩の声

榊原 理恵さん

社会福祉法人
恭和会特別養護老人ホーム
四季の里

准看護師

榊原 理恵さん
(2022年12月 取材)

岡山県立総社南高校出身・
福山市医師会看護専門学校 在学中

より高いレベルの看護のため
看護学校に入学
 中学生の時に父が脳出血で亡くなりました。その時、看護師さんに最期まで寄り添って看ていただき、こんな看護師さんになれたらと思いました。
 高校卒業後、看護学校に進学したのですが、結婚、出産のため、看護の道をあきらめました。子育てがひと段落ついた時、何か人の役に立つ仕事がしたいと考え、看護助手を経て、ホームヘルパー2級(現・介護職員初任者研修)を取得し、介護職員として特別養護老人ホームでの仕事を始めました。
 介護の仕事を続けるうち、入居者の方に何か急変があった時、看護師さんを呼ばなければいけないので、自分で対応できたらと強く思うようになりました。
 もともとめざしていた看護の道をもう一度、福山市医師会看護専門学校で学ぶことを決意しました。
職場と家族の協力で勉強を続ける
職場と家族の協力で勉強を続ける
 午前または午後の半日は学校に通い、今の職場で働きながら看護の勉強を続けています。
 准看護師の資格を取得し、現在は看護学科の3年生です。職場には学業との両立を理解してもらっており、テストや臨地実習の時は学校を優先にさせてもらい勤務をしています。
 職場の看護師さんにもいろいろとアドバイスを頂き仕事も頑張っています。
 臨地実習の場は、病院や訪問看護の現場・保育所などの実習もあり、さまざまな場での看護を学ぶことができました。
 家族の協力もあり、「夢をあきらめるな」と励ましてくれています。今年の2月に看護師の国家試験があり、夢の実現まであと一歩。精一杯頑張ります。
人生の最期の時に寄り添う
大切な仕事
 介護の仕事は、食事や排泄、入浴等の介助や生活の援助、レクリエーションなどが中心です。
 看護師の資格を取得後は、診療の補助や病院への受診の付き添いなども行い、入居者さんの身体の変化や生活全般に渡って高いレベルの観察力・判断力が求められるようになります。
 ご家族の方から、「あなたがいて良かった」と言っていただけるときなどやりがいを実感します。
 特別養護老人ホームでは、入居者さんが回復され退所される姿を見ることはあまりありませんがその人らしく人生の最期の時に寄り添えるよう看護実践していきたいと考えています。
 病める人の為に何かをしてあげたいと思っている方、看護職を選択肢として考えてもらいたいですね。
人生の最期の時に寄り添う大切な仕事

先輩たちから
メッセージ