〜 三原市、尾道市、福山市、府中市、
世羅町、神石高原町、笠岡市、井原市での
看護学校・就職・再就職・復職までが分かる 〜

先輩看護師の声
〜働きながら看護師になりました〜

働きながら
看護師になった
先輩の声

高久 李恵さん

府中北市民病院

准看護師

高久 李恵さん
(2022年11月 取材)

福山市医師会看護専門学校出身・
穴吹医療大学校看護学科通信課程 在学中

高久 李恵さん
育児をしながら、
看護の仕事を志す
 看護の仕事に関心を持ったのは、長女が通う小学校でプールの監視員をした時です。消防士の方が来られて、救急時の救命について講義され、自分にも何か人助けの仕事ができるのではないかと思いました。
 その頃、私は20代後半で、子どもも4人いたのですが、家族も応援してくれたので、福山市医師会看護専門学校に入学することを決めました。看護学校には10代から50代の人たちがおり、学ぶことすべてが新鮮でした。家に帰ってからも復習しなければいけないので、いつも睡眠不足で、実習など大変なことも多かったですが、同じ目標を持った仲間ができたため、充実した学生生活を送ることができたと思います。
勉強しなければいけないことは、自分の伸びしろ
勉強しなければいけないことは、
自分の伸びしろ
 看護学校に在学中から看護助手を務め、卒業して准看護師の資格を取得後も精神科に勤務し、神石高原町に引っ越してからは、特別養護老人ホームで働いていたのですが、臨床の経験を積みたいと思い、4年前に当院に転職しました。私は神石高原町に住んでいるのですが、府中市は河佐峡など自然豊かなキャンプ場が多く、通勤中に見る四季折々の川沿いの風景や白壁の町並みには心が癒されます。
 今は病棟勤務で、内科と整形外科を中心に、療養のお世話や治療の介助を行っています。受け持つ分野が幅広く、勉強しなければいけないことが多いですが、知らないことは自分の伸びしろだとポジティブに考えるようにしています。
いつも夢を持ち、
継続的に努力を続けていきたい
 看護職は、患者さんと一番身近に関わり、ささいな変化にも気づくことができ、ご家族にも寄りそえる仕事です。声掛け一つで、患者さんの気持ちがおだやかになることもあり、やりがいのある仕事に就くことができたと思います。
 現在、看護師の資格を取得するため、通信教育で頑張っています。昼間は仕事、夜は家事で忙しいので、朝4時に起きて勉強に取り組んでいます。今、長女と次女が高校の看護科で学んでおり、順調にいけば、来年長女が、再来年に私が、その翌年に次女が看護師の資格を取得することになります。もし再来年取得できなかったとしても、何年かけても頑張ろうと思っていますし、看護は退職するまで学び続けることが必要な仕事です。常に目標を持ち、それに向けて継続的に努力をしていきたいと思います。
いつも夢を持ち、継続的に努力を続けていきたい
花本 学さん

井原市民病院

看護師

花本 学さん
(2022年11月 取材)

広島県立福山葦陽高校・
吉備国際大学・
福山市医師会看護専門学校 出身

花本 学さん
自分で選んだ道なので
仕事と勉強を両立できました
 大学卒業後、一般企業で事務の仕事をしていたのですが、経済の変化によって、職場での待遇が悪くなっていきました。退職して、景気に影響されずに仕事が続けられる看護の道を選びました。
 病院で看護助手の仕事をしながら福山市医師会看護専門学校に通い、トータルで5年をかけて、看護師の資格を取得しました。病院での仕事は慣れないうちは緊張することが多かったですが、何より一度社会人を経験してから、自分で選んで進んだ道なので、仕事と看護学校の勉強を両立させることができました。
患者さんが自宅で暮らせるためのお手伝い
患者さんが自宅で暮らせるため
のお手伝い
 卒業後は急性期の病院で働いた後、地域に密着した医療に貢献したいと思い、井原市民病院に転職しました。現在は地域包括ケア病棟に勤務しており、急性期治療を終えた患者さんが、自宅に帰ったり、介護施設に移行できたりできるよう、リハビリなどの支援を行っています。
 当院は高齢の方が多く、一旦は自宅に帰ることができても、また入院してくる患者さんが少なくありません。ですから、当院では入院された時から、退院した後の生活を見据えた治療やリハビリを行うよう心がけています。家族との連携もうまくでき、退院した患者さんが自宅で安心して生活されていると聞いた時はやりがいを感じますね。
病院で初の男性主任看護師に
 今年から、地域包括ケア病棟の主任看護師を任されました。スタッフの仕事をしっかりと見てサポートする役割で、スタッフの話を傾聴し、適切なアドバイスをするよう心がけています。当院で男性が主任を務めるのは初めてのケースで、新しい試みとして期待されていることを感じています。
 看護師の仕事には、手に職があるという強みがあります。常に人材が募集されていますから、職場にしばられることはありません。専門分野を持ちたいなら、専門病院で働いたり、認定看護師としてキャリアアップしたりする道がありますし、いろいろな分野を経験したいなら、総合病院が良いでしょう。女性中心の職場ではありますが、男性ならではの得意分野も多いので、ぜひ挑戦してもらいたいです。
病院で初の男性主任看護師に

先輩たちから
メッセージ