掲載年度 2019
シェアNO.1の自動車部品製造でグローバルに展開する
井原精機株式会社
自動車部品を中心に 高品質と低コストの両立にチャレンジし続ける
井原精機の主要製品は、車の『走る』『曲がる』『止まる』を支えるさまざまな部品。
曲がる操舵に欠かせない『インプットシャフト』という部品は、10台に1台は井原精機の製品が取り付けられるほど、大きなシェアを占めている。
笠岡工場を主軸に井原市や総社市など国内に4工場、中国とインドネシアに2工場を構える、安定した生産体制。
材料の開発から、設計・製造に至るまですべて自社内で行う一貫生産システムで、低コストかつ高品質な製品が生み出されている。
製造工程の中でも冷間鍛造と呼ばれる、常温下で金属に圧力をかけながら成形を行う加工技術の向上に注力。
より完成形に近い成形を行えるようにすることで、削り工程を省略化し、材料費や機械設備費のコスト削減を可能にした。
ここで得られたノウハウは、中小企業への産業用ロボット開発などの新規事業にも応用されている。
曲がる操舵に欠かせない『インプットシャフト』という部品は、10台に1台は井原精機の製品が取り付けられるほど、大きなシェアを占めている。
笠岡工場を主軸に井原市や総社市など国内に4工場、中国とインドネシアに2工場を構える、安定した生産体制。
材料の開発から、設計・製造に至るまですべて自社内で行う一貫生産システムで、低コストかつ高品質な製品が生み出されている。
製造工程の中でも冷間鍛造と呼ばれる、常温下で金属に圧力をかけながら成形を行う加工技術の向上に注力。
より完成形に近い成形を行えるようにすることで、削り工程を省略化し、材料費や機械設備費のコスト削減を可能にした。
ここで得られたノウハウは、中小企業への産業用ロボット開発などの新規事業にも応用されている。
全社で取り組む明るく活き活きとした職場づくり
「より働きやすいようにと、変化にはとても前向きな会社です」と総務グループ長。
働き方改革で導入した9つの制度変更を分かりやすく説明した資料は全社員に配られ、多くの社員に新制度が活用されている。
例えば休暇制度関連では、1日もしくは半日単位での有給休暇取得だったものが、1時間単位での申請が可能に。
始業前の病院受診や昼休みの銀行・官公庁への用事、子どもの学校行事への参加などが行いやすくなった。
他にも時間外労働の賃金は30分単位から15分単位での計算方法に変更され、サービス残業を無くす細やかな配慮がなされている。
新入社員にうれしいのが補助金制度の改定だ。
新入社員が参加する食事会などを行う際の補助金は、3,000円から5,000円にアップ。
先輩社員とコミュニケーションが図れる場を多くし、より早く職場に馴染めるようにと変更された。
井原精機をもっと詳しく知りたい人には、1day見学から2週間の長期のものまで、さまざまなインターンシップが用意されている。
個々の要望やスケジュールへも柔軟に対応可能。まずは本社へ相談を。
働き方改革で導入した9つの制度変更を分かりやすく説明した資料は全社員に配られ、多くの社員に新制度が活用されている。
例えば休暇制度関連では、1日もしくは半日単位での有給休暇取得だったものが、1時間単位での申請が可能に。
始業前の病院受診や昼休みの銀行・官公庁への用事、子どもの学校行事への参加などが行いやすくなった。
他にも時間外労働の賃金は30分単位から15分単位での計算方法に変更され、サービス残業を無くす細やかな配慮がなされている。
新入社員にうれしいのが補助金制度の改定だ。
新入社員が参加する食事会などを行う際の補助金は、3,000円から5,000円にアップ。
先輩社員とコミュニケーションが図れる場を多くし、より早く職場に馴染めるようにと変更された。
井原精機をもっと詳しく知りたい人には、1day見学から2週間の長期のものまで、さまざまなインターンシップが用意されている。
個々の要望やスケジュールへも柔軟に対応可能。まずは本社へ相談を。
POINT
品質も働きやすさもとことん追求
- トップシェアを誇る自動車部品を製造
自動車走行の安全・安心を支える
- 一貫生産体制とコア技術の向上により
高品質とコスト削減を両立
- 小さなことからでも変えていこうと
変化に前向きな企業風土
頑張りが認められた社長表彰
- 笠岡工場 製造技術グループ 製造技術チーム
- 藤江 康剛さん
出雲市出身。島根大学を卒業後、井原精機にIターン就職。製造技術チームで製品の製造工程の設計・見積、製品の生産性や品質を左右する治具(ジグ)の設計、加工工具の選定、機械の動きを制御するプログラム作成など業務は多岐にわたる。
インタビュー