掲載年度 2018
世羅町民の寄附で設立された、地域とともに歩む社会福祉法人
社会福祉法人みつば会
障がい者が日々の生活を安心・安全に自分らしく暮らせることをめざす
「障がい者が日々、安心・安全に暮らせるように」との思いで、世羅町民の寄附により設立された社会福祉法人。
地域とともに生き、歩み、雇用の場にもなることをめざしている。
地域への恩返しにと2018年に始めたのが、共働き家庭の小学生から高校生を対象に、
土曜日の昼に開催する無料の「子ども食堂」。
9月に行われた1回目は15人の児童・生徒が参加した。
「引率の母親には300円のご寄附を募って参加していただきました。
この施設を広く知っていただくのに役立ったり、ママ友の交流の場にもなったと思います」と事務長の後藤亜里さん。
現在、力を入れているのが、発達に遅れがあるお子さんや、子育てに悩まれている親御さんに臨床心理士が対応の仕方をアドバイスするペアレント・トレーニングだ。
また、障がい者によるしめ縄やパン作りなどに加え、初の試みとしてケチャップメーカーからいただいたトマトの苗を活用。栽培・収穫をし、瓶詰めしたホールトマトを道の駅で販売した。
今後は、子どもから高齢者まで、障がいのある人が地域で安心して暮らせる体制づくりをしていきたいと願う。
地域とともに生き、歩み、雇用の場にもなることをめざしている。
地域への恩返しにと2018年に始めたのが、共働き家庭の小学生から高校生を対象に、
土曜日の昼に開催する無料の「子ども食堂」。
9月に行われた1回目は15人の児童・生徒が参加した。
「引率の母親には300円のご寄附を募って参加していただきました。
この施設を広く知っていただくのに役立ったり、ママ友の交流の場にもなったと思います」と事務長の後藤亜里さん。
現在、力を入れているのが、発達に遅れがあるお子さんや、子育てに悩まれている親御さんに臨床心理士が対応の仕方をアドバイスするペアレント・トレーニングだ。
また、障がい者によるしめ縄やパン作りなどに加え、初の試みとしてケチャップメーカーからいただいたトマトの苗を活用。栽培・収穫をし、瓶詰めしたホールトマトを道の駅で販売した。
今後は、子どもから高齢者まで、障がいのある人が地域で安心して暮らせる体制づくりをしていきたいと願う。
多機能型障害福祉サービス、グループホーム、児童発達支援などの事業を展開
2002年に法人認可を受け、2005年には宿泊を伴う見守りを行う短期入所事業、2008年には相談支援事業を開始。
相談支援専門員が施設利用の相談に乗ったり、本人の生活をサポートするための支援計画、
本人が望む暮らしを実現するための計画を作成したり、3カ月~半年に1回のモニタリングで利用者本人や
家族の情報を把握し、福祉サービスの見直しを行っている。
また、宿泊を伴わない日中一時支援事業も2008年に開始。
2009年には生活介護、就労継続支援B型、2015年には就労移行支援も加え、3つのサービスを行う多機能型障害福祉サービス事業所「せらの風」を開設。
その後、障がい者が親元を離れて共同生活をするグループホーム「きぼう」「わたぼうし」を開設した。
2016年には、発達障がい等のある小学生から高校生までを対象にした療育支援をする放課後等デイサービスを開始。
主にソーシャルスキルトレーニングや集団療育を行っている。
そして、2018年には未就学児に対して療育支援を行う児童発達支援事業を開始した。
このように障害福祉サービスを多岐にわたり推進している。
相談支援専門員が施設利用の相談に乗ったり、本人の生活をサポートするための支援計画、
本人が望む暮らしを実現するための計画を作成したり、3カ月~半年に1回のモニタリングで利用者本人や
家族の情報を把握し、福祉サービスの見直しを行っている。
また、宿泊を伴わない日中一時支援事業も2008年に開始。
2009年には生活介護、就労継続支援B型、2015年には就労移行支援も加え、3つのサービスを行う多機能型障害福祉サービス事業所「せらの風」を開設。
その後、障がい者が親元を離れて共同生活をするグループホーム「きぼう」「わたぼうし」を開設した。
2016年には、発達障がい等のある小学生から高校生までを対象にした療育支援をする放課後等デイサービスを開始。
主にソーシャルスキルトレーニングや集団療育を行っている。
そして、2018年には未就学児に対して療育支援を行う児童発達支援事業を開始した。
このように障害福祉サービスを多岐にわたり推進している。
POINT
障がい者の自立をサポートし、児童発達支援にも力
- 障がい者の生活から就職までをサポート。
働くスキルが身につけられるよう支援を行い、
障がい者雇用を企業に呼びかけている
- 教育と医療を連携させた児童発達支援を
提供し、早期療育を実現していく
- 関係機関が連携を取り合い、
障がい者が安心して暮らせる地域づくりをめざす
障がい者が前向きで意欲的になることに喜び
- 相談支援専門員
- 柳川 美里さん
青森県立保健大学社会福祉学科卒業後、2010年に社会福祉法人みつば会に入職。
生活支援員として、障がいのある人たちと一緒に作業を行うなど現場での直接支援を経験。現在は相談支援専門員の職に就いている。
インタビュー
生活支援員として、障がいのある人たちと一緒に作業を行うなど現場での直接支援を経験。現在は相談支援専門員の職に就いている。