掲載年度 2019
株式会社オーザック|生産管理部
藤田 友里恵 さん (28歳)
福山市の本社からは離れた広島市内の自宅で、完全在宅勤務を行なっている藤田さん。
結婚を機に、2年前からテレワークで仕事を続けている。
「主人の仕事で広島市内に引っ越さなければいけなかったので、退職するしかないかなと思っていました。
でも、社長から在宅勤務ではどうかな?と提案されてとても驚きました」と当時の心境を話してくれた。
8時の始業時間にパソコンを立ち上げて、本社事務所のスタッフに「おはよう」と声をかけてから藤田さんの仕事はスタート。
片側のモニターに本社の様子を映し出しながら、もう1台のモニターで作業を行う。
営業が受注してきた製品の加工指示書を作成し、製造から出荷・納品まで一連の工程の進捗管理が藤田さんの業務。
日々の経過は毎朝のミーティングで確認しながら、課題や問題もここで解決する。
業務中に何かあった時は、モニターに映し出されている事務所内のスタッフに声をかけたり、緊急の場合は工場スタッフに電話をかけたりして対応している。
本社に出勤するのは、社内研修などがある場合には月に2回、通常は2~3ヶ月に1回のペースだ。
テレワーク勤務になる前に6年間の本社勤務があるので、仕事の進め方や他の社員とのコミュニケーションなどに支障を感じることはほとんどないそう。
一人の空間で、集中して業務に取り組めるのもテレワーク勤務の良さのひとつ。
実際に加工指示書づくりなどの作業も多くできるようになった。
自宅の一角に仕事スペースがあるので、オン・オフの切り替えが難しくないかと聞いてみると、「あまり意識することは無く、
自宅にこもりたい性格なので苦にならない」とのこと。
「いまの仕事スタイルは自分にとって申し分のない環境なので、これからも経験を積んで、会社にもっと貢献していきたい」と力強く語ってくれた。