掲載年度 2019
しまなみ信用金庫|尾道支店 渉外
水井 俊太 さん (25歳)
進学で地元を離れて、改めて備後地域の良さに気付いたと話す水井さん。
都会の喧騒になかなか馴染めず、福山に帰りたいという気持ちが徐々に高まっていった。
金融機関を志望し、地元密着型の経営に惹かれてしまなみ信用金庫に入庫。
高校時代、アルバイト先の給与振込で初めて口座をつくった金融機関という縁もあった。
預金や融資の提案をしたり、企業の経営相談にのったりと、あらゆる金融サービスに対応するのが渉外業務。
外回りが多いので、時間を無駄にしないための準備は万全に行うことが水井さんの信条だ。
毎朝の行動予定のチェックはもちろんのこと、提案資料の準備などは前日から行う。
いつでも顧客からの要望に応えられるようしておくことが、渉外担当として求められる数字にもつながっていると話す。
尾道支店のエリアを4人の渉外スタッフで担当。
情報共有を密にして、チームで互いに助け合いながら支店エリアをカバーしている。
売上を上げたいという顧客からの要望を、他の渉外担当の顧客とビジネスマッチングさせて、成果をあげたことも。
非営利の金融機関だからこそできるコトがたくさんあるのもしまなみ信金の魅力だ。
用件がある時だけでなく、定期的に顧客を訪問し、その動向や悩みに寄り添う。
しかし、経営に関する悩みは多種多様。
顧客が求めることに応えられず、知識不足・経験不足を痛感することももちろんある。
少しでも顧客の役に立てるよう、業界ごとのリサーチなどを行い、常に情報収集は欠かさない。
「恥をかくことも多いとは思いますが、20代のうちは貪欲にいろいろな経験をしたいです。そして知識も経験も豊富、顧客とのコミュニケーションも上手い、頼れる先輩に自分もなりたい」と真摯に語ってくれた。