掲載年度 2018
有限会社アドバンス|NCオペレーター
渡邊 優太 さん (22歳)
高校の同級生のほとんどが府中市や福山市の企業に就職したが、会社勤めをしながら家の農業を手伝いたいと思っていた渡邊さんは地元に残ることを決意。
神石高原町内で1年間働くと町から補助金が支給されるということもアドバンスへの入社を後押しした。
入社まもない頃は、職場や仕事に慣れなかった渡邊さん。
ラインの仕事に3~4ヵ月携わり、その後、自ら希望して製造に関するプログラミングを行う業務に就いた。
分からないことは勉強するだけでなく、研修会に参加したり、メーカーから知識を習得したりして自分のものにした。
この仕事に従事しているのは、渡邊さんと工場長の2人だけ。
スペシャリストへの道を邁進している。
「自分がプログラミングしたモノが製品として完成した時は、やりがいを感じます」と渡邉さん。
今後、生産性を上げるにはさらなるスピードアップが必要と、工場長から手取り足取り指導を受けている。
会社から将来を嘱望されている渡邊さん。
これまでを振り返るとレベルが低いと反省しながら、さらに上を目指す。
試作業務の経験を重ねるごとに成長し、現在ではムダのないプログラムの作成と試作時間の短縮、初期品質のレベルアップに貢献している。
「会社に欠かせない人材と思ってもらうために努力するのは大変だけど楽しいし、毎日が充実しています」。
その言葉は、チャレンジ意欲に満ちあふれていた。