さまざまな資格取得で利用者の期待に応える
大学卒業後の就職先として、学んだ社会福祉を生かそうと介護施設を数カ所見学した志多木さん。
職員や利用者がイキイキと楽しそうにしていたのが「恭和会」を選んだ理由だという。入ってから10年目を迎えた現在、デイサービスセンターサンライズの管理者として、利用者の生活相談をはじめ、家族への生活指導、ケアマネージャーとの連携など、責任が大きな仕事を任されている。職員同士も仲が良く、デイサービスの面では利用者40人定員に対して介護スタッフ30人と充実した体制で臨んでいる。「分担制が確立しているので、無理なく働けます」と志多木さん。
職員の手厚い研修制度も志多木さんを力強くサポートしている。入って2ヵ月目にはヘルパー2級の資格を取得。5年目には国家資格の介護福祉士やケアマネージャーの資格を取得した。「恭和会」では、志多木さんのように、入ってから資格を取得する職員が多い。
「買い物訓練やカフェ同伴などで利用者さんの笑顔を見たとき、やりがいを感じますね」。この10年間を振り返り、自身の成長を実感している。「今後は私のように学校を出て新卒で入社した職員がやりがいを持って楽しく働くことができるようにアドバイスができれば」と話す。