部下が育つことが自分の喜びに
宮川正さんが「八天堂」と出合ったのは、三原市で行われた合同企業説明会。「社長の森光に会って衝撃を受けたんです。自分とは対照的で、目が輝いていて、生き方がかっこよくて。この人となら新しい一歩を踏み出せると確信しました」。森光社長との出会いにより「絶対にこの会社で働きたい!」とスイッチが入り、八天堂以外の会社は受けなかった。
念願の八天堂に入社すると、いきなり工場長に抜擢される。最初はよくわからないまま仕事をしていたそうだが、時間が経つにつれ重責を感じるように。そんな中、勇気づけられたのが森光社長からの「思いきってやれ。何かあったら責任を取ってやる」という心強い言葉だった。
社長をはじめ、仲間たちが全面的に支えてくれたため、覚悟を決めて挑戦することができたという宮川さん。現在は、くりーむパンの品質管理や工場の衛生管理、人材育成などマネージメント全般を任されている。「初年度は自分がいかに目立つかばかり考えていましたが(笑)、今は部下が育つことが1番の喜びです」とうれしそうに話す。これからも部下と共に成長を続ける。