世羅つづみ鶏 | びんごライフ

《掲載年度 2020》

鶏料理自慢の居酒屋と日本酒専門店がコラボ

世羅つづみ鶏

宮崎流の鶏の炭火焼きやチキン南蛮が看板メニュー

居酒屋「世羅つづみ鶏」の看板メニューは、宮崎名物・鶏の炭火焼き、宮崎が元祖といわれるチキン南蛮。
野菜にもこだわりがある。
現在は朝採れのベビーリーフを農家から直接仕入れているが、今後はキャベツやアスパラなど世羅の魅力を取り入れていく予定だ。
新型コロナウィルス対策としては、店舗様式を全室個室にし、換気・検温の徹底やQRオーダーシステムを導入している。
同時に、来店客の増加が思うように見込めない現状を踏まえ、新規に弁当事業に着手。
売上拡大の力になることが期待される。
つづみ鶏に併設してオープンしている日本酒専門店「たちばな屋」の創業に当たっては、全国約120の蔵元が造る良質の日本酒を全国1700余りの酒販店を通して流通するボランタリー組織・日本名門酒会の審査に合格して入会。
全国の銘酒の仕入れを可能にした。
扱っているのは、酒造りへの思いが熱い蔵元の定番酒17銘柄と、ひやおろしのような季節酒。
店舗とインターネットで販売するほか、定期的に飲み比べ会を開催する予定だ。

世羅初の日本酒専門店がリニューアルオープン!

2017年に居酒屋「世羅つづみ鶏」を、2019年には「日本酒専門店たちばな屋」を開いた店長の橘髙さん。
コロナ禍の最中の2020年10月に、それぞれリニューアル・拡張した。
世羅町初の日本酒専門店を始めたのには理由がある。
かつて、世羅町には全国新酒鑑評会で金賞を受賞したほどの蔵元「菊牡丹」があった。
その歴史を知ったときから日本酒に関心を持ち、復活できないかと考えたという。
ただ、現実は厳しく、それならと思いついたのが日本酒専門店だった。
「日本酒専門店として、日本酒の魅力を広めていきたいですね」。
橘髙さんの夢は、まだ始まったばかりだ。

宮崎流の鶏料理と全国の銘酒への熱い思い!