観光コンシェルジュとしての役目に誇りを
もともと接客の仕事が好きで、道の駅世羅でも初対面の来店者との会話を楽しみながら、地域の人たちとのつながりに力を注いでいる松浦さん。
彼女が手作りした商品ポップは「商品の特徴がよく分かる」と好評だ。お客様の反応が直接聞けるので、励みになっているという。
アパレルに勤めていた時から絵を描くのが好きで、目を引きやすいように色使いなどを工夫。「悩みながらも、創作するのは楽しいですね」と松浦さん。ポップを作っている様子を見て、お客様から声を掛けられることもある。
女性パートスタッフ5名と一緒に、明るく元気な雰囲気づくりを毎日心掛けている。「ここはただ物販を行う場所ではありません。観光コンシェルジュであるスタッフが人とのつながりを大切にし、世羅を元気にする役割を担っています」と、職員全員で月に1回、イベントの企画を立てている。
例えば「高級金魚すくい」「コーヒーのおいしい淹れ方教室」「ドライフラワーを使ったハーバリウム教室」などは人気を博した。こうしたイベントを目当てに県外からも多くの人が訪れる。
今後もスタッフ一人ひとりの感性を生かしながら、地域の交流スポットとしての役目を果たしていきたいと意欲を燃やす。