掲載年度 2023
株式会社鈴木工務店|建築施工グループ チーフ
崎谷 柊太 さん (21歳)
父親が大工だったので、自分も将来は同じ道を歩みたいと建築科へ進学。
会社見学などをする中で、規模の大きな現場に従事することができ、長く働き続けられるのは工事の管理を行う仕事だと、施工管理を志望するように。
職場見学した鈴木工務店の現場は、若い人が多くて話しやすく、とても楽しく仕事ができそうだと感じた。
同じ業界で働く父にも相談し、福山で大きな建築現場に携われるのは老舗の鈴木工務店だとの薦めもあり入社。
念願の施工管理チームで、現在6件目の現場がスムーズに工事・作業が進んでいくよう尽力している。
安全に工事が進むように次工程を考えながらの事前準備、無駄なく作業が行われるための段取りは常に怠らない。
現場がきれいな方が事故が少なくなるので、清掃にも気を配っている。
上司への報告・連絡・相談もしっかり行う。
自分の経験不足を少しでもカバーできるよう、上司や職人達とも積極的にコミュニケーションを図り、知識を吸収する日々だ。
「分からないことなど質問しやすい職場環境ですし、職人さんも長い付き合いの人が多いので、とても仕事しやすいです。建築現場はよくガミガミ怒られるといったイメージがあるかもしれませんが、そんなことはないですよ」と笑顔で話す崎谷さん。
現場が滞りなく進むことが当たり前なので、褒められることは少ないが、自分が携わった仕事がカタチに残るという、何ものにも代えがたい喜びと達成感がある。
さらにステップアップしていくために、一級建築施工管理技士の資格取得が次の目標だ。
来年には受験資格が得られるので、独学で合格を目指す。
一人で大きな現場を見ることができ、経験を積めば現場所長を務められるようになる。
街になくてはならない病院など、多くの人の役に立つ施設を手がけ、これからも地域に貢献していきたいと熱い想いを語った。