周囲の協力で仕事と育児を両立
ボランティアに興味があり、祖母に「あんたは話を聞くのが上手じゃね」と褒められたことを嬉しく思い、「人の役に立ちたい」と介護福祉士を志した福島佐弥さん。専門学校の実習先がシルトピア油木で、職員らの明るい雰囲気が印象的だったことから就職をここに決めた。就職してからは、職場の先輩から家に招いてもらったり、「ご飯をご馳走するから畑仕事を手伝って」などと折に触れて誘いを受けるなど、何かと可愛がってもらえたという。
現場の介護の仕事に加え、施設係長でもある福島さんは、スタッフのシフト組みなどの業務も担当。スタッフの体調の変化にも気を配り、積極的に声を掛けるように心がけている。
就職して3年後に結婚し出産。勤務シフトが変化することで周りに迷惑をかけないか心配だったが、同居する義母や職場の先輩の助けを借りながら仕事と育児を両立。職場には子育て経験者が多く、相談にのってもらえたことも心強かったとのこと。「ここで良い出会いがあったからこそ、仕事も子育ても両立できていると思います」と、周囲の人々との関わり合いを大切にしながら、福島さんは今日も笑顔で仕事に励む。