人と接することの楽しさを実感
京都の大学に進学後も「いずれは地元に帰りたい」と考えていた平田吉彦さん。大学を卒業してから大阪で3年働いた後、生まれ育った世羅町へ戻ることに。29歳の時にオープン3年目のせらワイナリーに入社した。「せらワイナリーがとても注目されている時でした。世羅町の中心的な存在となっている場所で働けることに魅力を感じたんです」と話す。
現在はワイナリー・公園全体の業務を幅広く任され、営業から配達、ショップでの販売、ワインの仕込み、イベントの司会まで幅広い業務をこなす。人と接することが好きな平田さんは、ショップで出会うお客様との会話も楽しんでいる。「顔を覚えていて声をかけてくださった時や、一緒に選んだワインに満足していただけた時は本当にうれしいです」と微笑む。
せらワイナリーで働く人のほとんどは世羅町出身。「みんなで地元を盛り上げようと頑張っています。中でも、立ち上げメンバーの馬場常務はスタッフを引っ張ってくれる頼れる存在です。ワイナリーに来てくださったお客様に少しでも楽しい時間を過ごして、いい思い出をつくっていただけるように、スタッフ全員でお手伝いできることが一番のやりがいです」と、充実した日々を送っている。