二刀流でさらなる高みを目指す
熱処理が施された金属部品が、求められている規格値どおりに仕上がっているかどうかをチェックするのが主な業務。
表面の硬さを専用の測定器で測ったり、製品をカットして顕微鏡で断面の金属組織を見たりなどして確認していく。
不良品を見逃さないよう、常に緊張感を持って仕事に臨んでいる。
品質管理業務だけに留まらず、さらに自分のスキルを高めたいと他部署であるオペレーターの仕事にも挑戦。
Tさんのやる気に応えたいという上司のバックアップもあり、熱処理加工の現場でも先輩の指導を受けながら仕事をしている。
熱処理する金属部品を機械へセットし、加工工程のチェック、仕上がった製品を運搬台へ戻すまでを行う。
岡山工場でしかできない技術・ノウハウのひとつひとつを受け継いでいっている。
与えられた仕事を着実にこなし、貪欲に学び続ける姿勢に期待をかける先輩も多い。
「金属熱処理のエキスパートになりたいです。岡山工場の顔として活躍できるようになるのが夢です」と、今日も熱処理を熟知した先輩たちの背中を追う。