恩師の「常に、ありがとうを言いなさい」の言葉を胸に
大阪の大学時代は野球部に在籍。
プロを目指しながら、宮崎地鶏の鶏料理専門店でアルバイトしていた橘髙さん。
部活の練習中にアクシデントでケガをして大学を中退し、そのまま同店で働くようになった。
「世羅つづみ鶏」の立上げは、その経験が後押しになったという。
創業当時は、祖父母の家の車庫を改装して営業。
親戚たちの助けを得ながら、家族でのスタートとなった。
橘髙さんが大切にしているのが、高校時代の恩師の「常に、ありがとうを言いなさい」という言葉。
店の経営指針にもなっているという。
「これまでは家族だけでやっていたので働く時間が延びても平気でしたが、リニューアルを機にスタッフを採用したので、やりがいを感じながら納得して働いてもらえる職場にしていきたいです」と橘髙さん。
「志は高く、謙虚に、成長し続けたい」と力を込めた。