掲載年度 2018
高砂香料西日本工場株式会社|品質保証室 係長
津田 康弘 さん (35歳)
31歳の時に転職し、関東から生まれ育った尾道市へ家族でUターンした津田さん。
新工場の立ち上げという貴重な経験をし、
今は会社の安定とさらなる発展に向け、品質保証室のリーダーとして活躍する。
「仕事」「家族との時間」「自分の趣味」をバランス良く楽しむ暮らしぶりに注目!
群馬県の化学メーカーに新卒で入社し、研究・開発の仕事に携わっていた津田康弘さん。
自分も妻も尾道市出身で、「いつかは地元に…」と考えながら暮らしていた折、
高砂香料工業が三原市に新工場を作ることを知る。
「地元に帰れるのはもちろん、新工場の立ち上げに関われるというのが魅力的でした。滅多にない機会ですし、おもしろそうだなって」と転職の理由を語る。
一から立ち上げる作業は予想以上に大変で、意見がぶつかり合うこともあったが、
それゆえに工場が稼働し始めた時の感動はひとしおだったそう。
品質保証室に在籍する津田さんの主な仕事は、原材料受入時や製造工程途中に行う製品の検査業務。
理化学検査や、人の鼻と目による検査で、製品が正しく作られているかをチェックしていく。
高砂香料西日本工場は少量多品目が特徴で、商品ごとに香料を製造するため、1日に多数の製品の検査を行う。
「気になることがあれば、同部署の仲間に意見を求めたり、情報を共有します。
ひとり作業が多いと思われがちですが、実はチームワークが重要なんです」とリーダーとして仲間を引っ張る毎日だ。