自身が開発した技術を市場で見つけた時の大きなやりがい
「今まで携わってきた生物系の分野から、工学材料系の分野への転職でしたが、レニアス側も他分野の技術者を求めていたことから、面接時に私のスキルに興味を持っていただき、入社が決まりました」と足立さん。
現在は、セルロースナノファイバーを使った新製品の開発や、PC樹脂に新たな付加価値を生み出すといった仕事に携わっている。
最初に考えていた計画が一度でうまくいくことは少ないため、毎日が試行錯誤の連続。「失敗も小さな成功につながる」との思いが足立さんを支えている。
そんな中、自身の開発した技術が市場でどうカタチになっているかを知ることができ、建機や自動車などのユーザーからの要望も間接的に耳にすることができるので、励みになるという。
今後も、ガラスに代わるものとして、レニアスのPC樹脂パネルの用途拡大につながる仕事に携わっていきたいと意欲を見せる。
「毎日が楽しいですね」と足立さん。会社全体は家庭的で、若い社員も多く、ハツラツとした雰囲気の中で充実した日々を過ごしている。