備後圏域共通の地域資源の1つ、ぶどう。
そのぶどうを活用したワインをPRすることで、備後福山のぶどう・ワインのブランド価値を高め、新たな商品開発や消費拡大などにつなげていくことを目的に「備後ワインクラブ」を立ち上げ、参加者を募集しました。
そして、参加者20名を対象に、備後福山のワイン文化に親しみ、体感していただくコンテンツ第二弾として、2018年(平成30年)12月22日(土)に見学会を開催しました。
当日は、備後ワインクラブ参加者20名のうち12名が参加し、
①ぶどう園(山野町)の見学とぶどうの樹の剪定体験
②ワイナリー「山野峡大田ワイナリー」(山野町)の見学会とワインのラベル貼りなどの体験
③ワインの贈呈式
を行いました。
この時期のぶどうの樹は枝だけですが、来年の実りのために枝の剪定や誘引といった手入れが必要です。
ワイナリーの方に教わりながら剪定を行いました。
初めは恐る恐るだった剪定も、終わり頃には皆さん迷いなく切れるようになっていました。
ワイナリーの中では、設備や使用しているぶどうの品種の説明を受け、現在熟成中のワインの試飲も行いました。
試飲したワインの原料は、当日剪定をした樹から収穫した「富士の夢」というぶどうです。
参加者からは「香りがよい」「おいしい」「完成が楽しみ」という声があがりました。
また、「山野峡大田ワイナリー」のワインボトルに自らラベルを貼り、シールキャップをつける作業を体験し、ワインを完成させました。
※シールキャップ・・・ビンの口を覆い密封するためのプラスチック製フィルム
参加者へは今回完成させたワインと、9月に収穫・搾汁体験を行って完成した「福山わいん工房」のワインの計2本が贈呈されました。(参加できなかった方へは後日郵送します。)
完成したワインを見た方から「もったいなくて飲めない」との声も聞かれました。
今後も備後ワインクラブ参加者に向け、備後福山のぶどう・ワインに親しめるようなコンテンツを提供する予定です。
詳しくは、備後ワインクラブHP(下記のリンク)をご覧ください。